高島堂薬局の漢方は「古方派」です。
漢方は「長く飲まないと効かない」「病気を治すというより体質改善をするだけのもの」と捉えている方もいますが、そうではありません。病気の状態にもよりますが、高島堂薬局が主とする古方派の漢方は病気そのものを取り除くことに優れ、効き目が良く、効果が現れるのも早いです。
初めてご来店頂いた時には歩くのもやっとだった人が1週間薬を飲んだ後で元気に歩けるようになったということもあるぐらい、良く効く漢方としてお喜び頂いています。
効果は病状等によって個人差があります。ご相談の上で、目標を決めて処方いたします。
病名ではなく、身体に表われている症状を重視します。
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漢方でよく知られているものには中医学がありますが、中医学の場合は簡単に言うと、「なぜその症状が起こっているか」という理論をまず考え、それに基づいた所見を薬剤師が出し、薬を処方するというものです。また身体の中の様々なバランスを考えて、総合的に病気と向き合うため、効果が表われるのは穏やかなものになります。
それに対して古方派の漢方は、人の体に表われた闘病反応(証)を観察し、病がどこにあるかを知ってそれを早く外に出す薬を処方します。証は人体の出している、薬を使う為のサインといえます。
つまりは理論ではなく、いま目に見えている症状に効く薬をお出しすることで、効果の早い治療を行うのです。
「万病は一毒から出てくる」と考える古方派では、病気の基となる原因を狙って効く薬を調合してお出しするので、その処方はシンプルで、ひとつの薬の効き目が鋭くなります。
もちろん慢性病の場合には時間がかかることもありますが、当店のお薬を飲んで頂いたお客様なら、漢方は効きにくいという考え方は、変えていただけると思います。
急性病と慢性病
急性病は病気の進行も早いため、病の位置と病の勢いを適格に判断し、病そのものを素早く取り除くことが重要です。慢性病は調和の乱れから起る病ですので、気・血・水の乱れを整えることで治療を行います。どちらも、証に随って治療を行いますが、慢性病は外的環境や体質などが複雑に関係していることが多く、急性病に比べ治すのに時間を必要とすることが多いです。
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